最近目にする Human Growth Hormone 略して HGH すなわちヒト成長ホルモン。いったい人間の身体にどのような影響を与えるものでしょう。また、 HGH と表記された関連商品も多く見かけるようになりました。どのような効能があり、また副作用などの心配はないのでしょうか。
Human Growth Hormone とは、ヒト成長ホルモンのことで、略して HGH と表記されます。
ヒトの身体の中で生成されるホルモンの一種です。脳下垂体で作られるホルモンで、主に身体の成長に関わる働きを持ちます。
例えば骨を伸ばす、筋肉を形成する、または女性ですとバストアップ、など身体の成長を支えています。
この Human Growth Hormone ヒト成長ホルモンは、産まれた直後から成長期に向けて、分泌量が増えて行きます。
おおよそ男性で20歳ぐらいまで、女性で17歳ぐらいまでの期間に活発に分泌されます。
そしてその後は、分泌量が年齢を重ねるごとに減少して行きます。
すなわち、この減少が老化と関係しています。
例えば肌に張りがなくなって行ったり、体力が衰えていったりとさまざまな老化現象を引き起こすわけです。
ですから、このヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone)を外部から摂り入れたり、あるいはその分泌量を活発に促すための作用をもたらす薬などを摂取することが老化を防ぐ、または若返りを目的とすることに繋がると言われています。
現在、この Human Growth Hormone の摂取、または分泌量の増加を目的とした商品が多数あります。
例えば、ヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone)のサプリメントや注射、スプレー、またはアルギニンの経口摂取によって、ホルモンの分泌量増加を促すものなどがあります。
これらの商品の使用目的はさまざまで、身長を伸ばすためのものや、肌の張りや潤いをとり戻すためのもの、筋肉量を増加させるもの、またはダイエットに関係した脂肪燃焼率の向上、などあります。
また、こうした外部からサプリメントなどの薬の摂取以外にも、ヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone)の分泌量を促す方法があります。例えばスロートレーニングと呼ばれる、自身の身体での分泌量を増やすものです。
これはその文字通り、ゆっくりとした途切れのない運動を行うことによって、ホルモンを多く分泌させるという方法です。
他には多くの人がご存知の加圧トレーニングも、ホルモンを多く分泌させる効果があるとされています。
このように、さまざまな方法によりヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone)を増やしたり、またはその分泌を促すことによって、身体を若々しく健康に保つことが出来ると言われています。
また、ヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone)に影響されるもののひとつとして、先ほど挙げた背を伸ばすがあります。
これは、成長期に最も多く分泌されるホルモンのうちのひとつ、インスリン様成長因子−1が直接関係しています。
多くの広告などでは、成長ホルモン(Human Growth Hormone)を摂取して身長を伸ばすとありますが、厳密に言えば少し違います。
このインスリン様成長因子−1略してIGF-1を摂取、またはその分泌量増加を促すことが、身長を伸ばすことに関係しています。
ですから、IGF-1を摂取、ないし分泌を活発化させなくては身長に影響を与えることはありません。そして分泌不全などの病気もあります。
これはインスリン様成長因子−1の分泌不全症というものでして、骨の伸びなどに大きく関連しています。そのため分泌不全の低身長治療を受けなくてはいけません。
このように、身体の成長及び老化に大きく関連しているヒト成長ホルモンすなわち、Human Growth Hormone ですが、関連商品などが手軽に手に入る時代になりました。
ですが、もともと脳下垂体で自然に分泌されるもので、このような身体の内部に関係していることを、医師の判断なしに気軽に摂取しても良いものなのでしょうか。
また、悪影響や副作用などの心配はないのでしょうか。
そのあたりを踏まえて、じっくりと検証して行きたいと思います。